前回「新聞の血統から見る適距離」で私なりの見方、新聞に記載されている父と母父の距離適正の見方と推察の方法を書きました。
そしてこの父と母父にある種の基準があり、流行廃りもあると述べました。
今回はそこをに焦点を置いて話を進めていきます。
「父」と「母父」にはそれぞれランキングがあります。このランクは「父」、「母父」各馬の血を引いている競走馬の入着賞金の順で決まります。ある種の基準というのはこの順位を指します。
父の場合はリーディングサイアー(略称:LS)といい、種牡馬の賞金ランキングになります。種牡馬単体を差す場合にサイアーという単語だけで表されることはまずありません。
母父の場合はリーディングブルードメアサイアー(略称:LBMS)といい、母の父の賞金ランキングになります。こちらはブルードメアサイアー(BMS)という単語は結構使われますので、母父=ブルードメアサイアーと憶えておくと良いです。
これらのランキングは年単位で一括りとされます。
新聞書籍等を用いて調べていただこうと思ったのですが、常時掲載しているものは見当たりませんでしたので、それらを扱っているサイトをご紹介します。
『netkeiba.com』
の上段の競馬データベースからご覧になれます。
いろいろ書いてありますが、憶える部分は父・母父の上位10位くらいまで(できれば20位くらいまで)の馬名だけで構いません、少しずつ憶えて下さい。
ランキング上位に対して知ってておくといいと思われるものは
・芝とダートの勝利数を比較しての馬場適性
・芝とダートの平均距離から見た大まかな適性距離
芝とダートの勝利数を比較しての馬場適性に関しては、芝とダートの勝利数に偏りがあるかどうかを知っておけばいいです。極端に違いがあれば少ない方への適正は薄いとであろうということが分かります。その程度を読み取れればOKです。
芝とダートの平均距離から見た大まかな適性距離に関しては、私から見た目安を記載しておきます。
【芝平均】
1200~1400m付近:比較的スプリント戦に良績
1500m付近:比較的マイル戦に良績
1700m付近:比較的中距離戦に良績
1800m付近:比較的中・長距離戦に良績
2000m以上:長距離戦に良績
この平均は勝利数が関係していて、新馬戦、未勝利戦や下級条件戦も含まれます。このあたりのレースで距離の長いものはそう多くはありません。またオープン、重賞であっても2400m以上のレースとなれば数は少ないです。適性距離と平均に大きなズレがあるのはそのためです。
【ダート平均】
1200~1400m付近:短距離に良績
1500m付近~それ以上:1600m~1800m、それ以上に良績
こちらは上記の芝平均の内容より日本の競馬の現状が関わります。
日本のダートは中央に限って言えば1800mまでのレースがほぼ全てを占めるというのが現状です。それ以上の距離成績になりますとそのほとんどが「地方参戦の結果」となります。ダートの平均の短さと、芝と比べた場合の分類の少なさはそれに起因します。
あくまで、データからこういう風に見ることが出来るということを、特に競馬ブックの系統で予想される方は憶えておくといいですよという程度です。基本的には新聞の適正から判断してください。それ以上に知りたいという方はいろいろ調べてみるのも悪くありませんよ。
リーディングサイアーに関しては上位であればあるほど、出走頭数の多さ、勝利数や重賞勝ちが多いということになり「活力のある血統」で「流行っている血統」と見ることが出来ます。
そして、リーディングブルードメアサイアーに関しては活力のある繁殖牝馬が多いと見ることも出来ますが、それ以上に「安定して良績を残す繁殖牝馬が多い」と見た方がいいと思います。
ですので先ほどもいいましたが、リーディングサイアー、リーディングブルードメアサイアーそれぞれの上位10位まで(できれば20位くらいまで)の馬名を憶えておく事の方が重要です。
と結構書いてしまいましたが、一度に全部はしんどいと思いますので、少しずつ憶えてください。
憶えておけばお得なことがあるもありますよ。血統からの判断はバカには出来ませんから^^
次回は日本の競馬に今なお大きな影響を与え続けている2頭の馬からの考察をしたいと思います。
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そしてこの父と母父にある種の基準があり、流行廃りもあると述べました。
今回はそこをに焦点を置いて話を進めていきます。
「父」と「母父」にはそれぞれランキングがあります。このランクは「父」、「母父」各馬の血を引いている競走馬の入着賞金の順で決まります。ある種の基準というのはこの順位を指します。
父の場合はリーディングサイアー(略称:LS)といい、種牡馬の賞金ランキングになります。種牡馬単体を差す場合にサイアーという単語だけで表されることはまずありません。
母父の場合はリーディングブルードメアサイアー(略称:LBMS)といい、母の父の賞金ランキングになります。こちらはブルードメアサイアー(BMS)という単語は結構使われますので、母父=ブルードメアサイアーと憶えておくと良いです。
これらのランキングは年単位で一括りとされます。
新聞書籍等を用いて調べていただこうと思ったのですが、常時掲載しているものは見当たりませんでしたので、それらを扱っているサイトをご紹介します。
『netkeiba.com』
の上段の競馬データベースからご覧になれます。
いろいろ書いてありますが、憶える部分は父・母父の上位10位くらいまで(できれば20位くらいまで)の馬名だけで構いません、少しずつ憶えて下さい。
ランキング上位に対して知ってておくといいと思われるものは
・芝とダートの勝利数を比較しての馬場適性
・芝とダートの平均距離から見た大まかな適性距離
芝とダートの勝利数を比較しての馬場適性に関しては、芝とダートの勝利数に偏りがあるかどうかを知っておけばいいです。極端に違いがあれば少ない方への適正は薄いとであろうということが分かります。その程度を読み取れればOKです。
芝とダートの平均距離から見た大まかな適性距離に関しては、私から見た目安を記載しておきます。
【芝平均】
1200~1400m付近:比較的スプリント戦に良績
1500m付近:比較的マイル戦に良績
1700m付近:比較的中距離戦に良績
1800m付近:比較的中・長距離戦に良績
2000m以上:長距離戦に良績
この平均は勝利数が関係していて、新馬戦、未勝利戦や下級条件戦も含まれます。このあたりのレースで距離の長いものはそう多くはありません。またオープン、重賞であっても2400m以上のレースとなれば数は少ないです。適性距離と平均に大きなズレがあるのはそのためです。
【ダート平均】
1200~1400m付近:短距離に良績
1500m付近~それ以上:1600m~1800m、それ以上に良績
こちらは上記の芝平均の内容より日本の競馬の現状が関わります。
日本のダートは中央に限って言えば1800mまでのレースがほぼ全てを占めるというのが現状です。それ以上の距離成績になりますとそのほとんどが「地方参戦の結果」となります。ダートの平均の短さと、芝と比べた場合の分類の少なさはそれに起因します。
あくまで、データからこういう風に見ることが出来るということを、特に競馬ブックの系統で予想される方は憶えておくといいですよという程度です。基本的には新聞の適正から判断してください。それ以上に知りたいという方はいろいろ調べてみるのも悪くありませんよ。
リーディングサイアーに関しては上位であればあるほど、出走頭数の多さ、勝利数や重賞勝ちが多いということになり「活力のある血統」で「流行っている血統」と見ることが出来ます。
そして、リーディングブルードメアサイアーに関しては活力のある繁殖牝馬が多いと見ることも出来ますが、それ以上に「安定して良績を残す繁殖牝馬が多い」と見た方がいいと思います。
ですので先ほどもいいましたが、リーディングサイアー、リーディングブルードメアサイアーそれぞれの上位10位まで(できれば20位くらいまで)の馬名を憶えておく事の方が重要です。
と結構書いてしまいましたが、一度に全部はしんどいと思いますので、少しずつ憶えてください。
憶えておけばお得なことがあるもありますよ。血統からの判断はバカには出来ませんから^^
次回は日本の競馬に今なお大きな影響を与え続けている2頭の馬からの考察をしたいと思います。
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