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勝ち馬を見抜く競馬予想術

競馬の予想がよく分からない、的中するにはどうすればいいのか?勝ち馬探しのちょっとしたコツを書き綴っていこうかと。

新着情報
競馬は天候に左右されるところがあります。
強風や雪でその日の開催が中止されてしまうことすらあります。
中でも雨。これで中止になることは少ないのですが、
レース結果を大きく左右することもしばしば^^;。
中には、鼻っ面に雨がかかっただけで、走る気をなくす馬も中にはいるようで・・・
今回はそういう馬の探し方ではなく(多分ありません^^;)、天候による馬場状態について話を進めたいと思います。

中央競馬の場合の馬場状態は、
一応、レース前にJRAの開催執行委員の検分とコースの含水量により決定します。その発表は、芝・ダートそれぞれに良(りょう)・稍重(ややおも)・重(おも)・不良(ふりょう)の4段階の分けられています。

【良】
良馬場という言い方が一般的。芝・ダート共に水分をほぼ含んでいない状態の馬場。馬への影響は基本的にはない状態。「パンパンの馬場」「高速馬場」という表現は良の状態が続き馬場が固くなりスピードが出やすくなった馬場状態をいう。

【稍重】
「ややおも」というのが一般的。芝・ダート共に水を少し含んだ状態の馬場。ほどよく水を含んで地面が締まった状態。タイムに関しては芝にはそれほど影響しないことが多いが、ダートは速い時計が出る傾向にある。「渋った馬場」という表現は稍重~重の間で使われることが多い。芝そのものに対してはほど良い状態。

【重】
重馬場という言い方が一般的。芝では水が浮いている箇所が見え始め、馬場がぬかるんで、少し滑る箇所も出てくる状態、ダートではたっぷりと水を含んだ状態で、芝・ダート共に馬が走れば泥が飛びやすい馬場になっている。タイムは芝が遅くなるのに対して、ダートでは良より時計が速くなる傾向にある。

【不良】
不良というのが一般的。芝では水が浮くだけではなく水溜りもでき、重よりもさらに滑りやすい状態、ダートでも水が浮き泥田のようなになり滑る箇所もある状態。当然芝・ダート共に泥は飛び放題です。「道悪(みちわる)」という表現はよく水の含んだ重~不良にかけての馬場のことを指します。

馬場状態は、その日の天候とは関係なく「その日の馬場状態」なので、当日晴れていても、前日まで雨が降っていたせいで最初の発表が重のこともあります。天気だけでは判断せずとりあえず発表を見ておきましょう。

また時計で見ると
芝の場合は良>稍重>重>不良の順に時計は遅くなり
ダートの場合は稍重>重>不良>良の順に時計は遅くなります。
(芝の場合は順当だが、ダートの場合は状態によって不良>良の逆転の場合もあり)
このように芝とダートでは雨が降ると全く違うものになってしまうことを憶えておいてください。

競走馬の中には「重馬場巧者」「道悪巧者」などといわれる馬がいますが、どういう馬に対していわれるのでしょう?
従来ならば「おわんをひっくり返したような形」で地面に対して立った(垂直に近いもの)大きな蹄の馬が道悪が得意とされていました。
しかし、洋芝の導入や砂の種類の違いで、おわん型ではすべる場合も多くなり、最近では地面に対して立った小さい蹄の馬が好走するとされています。
また、走り方ではフォームのきれいなトビの大きい馬は道悪が「苦手」で小走りなピッチ走法の馬は「得意」とされています。
それ以外では、前脚の掻き込みで走る馬は「得意」、トモの蹴り(後足の力の意味)の強い馬は「苦手」とされています。
しかしこれはパドック等で確認するか一頭一頭憶えるしかありません。これは少しずつでいいですのでやるようにしましょう。

しかし競馬新聞には便利な欄がありまして、重・不良馬場の成績をまとめたもの載っています。それを「重馬場実績」「重馬場成績」などといいます。
ただし、これ自体の信用度はそう高いものではありません。理由はその数(戦績)自体が少ないことがデータとしての信用度の低さにつながってしまうからです。また実績・戦績というもの自体が初出走からのモノですので、いつごろのものなのか?何処で出した成績なのか?ということも考慮しなければならないところもあります。重馬場実績を見るときは次のようなことを気をつけてください。

馬柱内の良績で年内のものであれば評価。
対象レースの脚質、位置取り、着差は必ず見ておくこと。
連対率>勝率>複勝率の順に見ること。

例をひとつ、
重馬場実績が1.0.0.2の馬がいるとします。勝率・連対ともに3戦して3割程度。他に重馬場実績をもっている馬がいなければ別ですが、重馬場実績として大きく取り上げるにはいささか微妙です。
しかし、重馬場実績が0.1.2.0の馬だと、上記の馬と同じ3戦していますが勝ちはなく連対も同じ3割程度ですが、複勝率で言えば10割です。この場合だと少しは期待もできるというものです。

当てにしづらい部分も多い「重馬場実績」ですが、馬場状態が変わったら思案するのも一計かと存じます。


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